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2018年10月11日 (木)

セイタカアワダチソウが満開

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10月も中旬 

日本中の里山を真っ赤に染めた彼岸花が終わったら、次はセイタカアワダチソウが黄色に染める。

以前は、花粉アレルギーの原因として、嫌われたが、そうではないことが判明し、濡れ衣が晴れた。

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日本全国に広がる休耕田や耕作放棄地を、セイタカアワダチソウが広がる。

以前はススキなどの在来植物を駆逐してしまう勢いだったが、最近はその勢いも収まり、在来種の植物と共存してるようである。

セイタカアワダチソウの根から、他の植物の生育を阻害する物質を分泌することにより、勢力を拡げていたが、次第に自分自身の生育を阻害する自己中毒により、勢いが収まったそうです。

自然界は、全て自己制御のメカニズムが働くようになってるようです。

 
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秋は、養蜂にとって大切な季節、、、
春から夏まで蜂蜜をたくさん採るために働いた蜜蜂は、秋のうちに全て寿命により死んでしまう。
その代り、10月以降に生まれる蜜蜂は寒い冬に来年春まで生き延びて、来春に生まれる新しい蜜蜂と交替する。
したがって、いかに女王蜂にたくさん産卵してもらい、元気な勢いのある群れで冬越させるかが来年の蜂蜜の収量に影響する。
この時期、病気になったり、寄生ダニの被害にあったり、オオスズメバチに襲われたり、、、、貯蜜が少なくて冬越し出来なかったり、、、
秋は、養蜂にとって最も大切な季節である。
セイタカアワダチソウは、蜜蜂が冬越しするための大切な蜜源である。
しっかりと冬越用の蜂蜜を貯めないといけないが、逆に蜜を貯めすぎて、女王が産卵するスペースが無くなってしまう。
産卵もしっかりさせて、冬越用の貯蜜もさせる、、、相反することであるが、、、
趣味で養蜂を始めた人が、春に業者さんから高価な蜜蜂の群を購入して、わずかな蜂蜜を採取して、秋の管理が不十分で、冬を越したら群れは全滅してた、、、、という笑えない話もしばしば聞く。
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蛹から孵化した後には、さらに新たに産卵された卵がたくさん、、、
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コメント

セイタカアワダチソウは蜜蜂が冬越しするための、大切な蜜源ですか。
いい仕事しているのですね。
一時は、嫌われ者扱いされた時期もあったようですが・・。

nonohana626さま
戦後まもなく養蜂家がアメリカより蜜源のために日本に持ち込んだのが最初だそうです。
秋には、蜜源になる花は葛の花くらい、、、

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