蜜蜂の冬越作業
晩秋から冬、、、バラの花が美しい。
雨の日が一週間近く続いたが、、、、やっと晴れの日、、、
気温も下がり、冬の天気に、、、、
今日は蜜蜂の冬越作業、、、
巣箱の巣門に付けたスズメバチ捕獲器を撤去し、、
巣箱の蓋の通気口を閉じて、、
巣門も2~3センチくらいに狭める、
巣箱の中は、巣碑枠の上に被せた麻布の上に、6~7枚の新聞紙を乗せて蓋をする。
蓋の内面に凝結した水滴を新聞紙が吸い取ってくれる。
もう、1月末まで蓋を開けることは無い。
巣箱の前、周囲の地面を鍬で均して綺麗にする。
越冬中、病気などの異変で死んだ蜜蜂がいると、巣門の前や周囲に運び出されるので、巣箱の中の異変が分かる。
また、寄生ダニがいると、その死骸が巣門の前に落ちているので、ダニの増殖の様子が分かる。
冬の越冬中も、時々蜂場を巡回し、巣箱の周囲や巣門の前を観察することにより、蜜蜂が元気にしてるか否かが分かる。
また、巣箱を片手で少し持ち上げることにより、その重さで貯蔵蜜が十分か否かもわかる。
また、寒い冬の間、病気を防ぐために、蜂場には、消石灰を真っ白になるほど散布して消毒する。
1月末から2月初、、、
気温が10℃以上の風のない暖かい日に内検をし、冬越しの蜂や女王蜂が元気にしてることを確認
目覚めの砂糖水を与えて、春が来るぞ~と刺激を与える。
蜂場の周囲の梅の花が開花し始めて、女王蜂が産卵を開始、梅の花の花粉や花蜜を新たな春の子育てがスタート。
同時に、寄生ダニの増殖も始まるので、1月末から3月初までダニ駆除剤のアピバールを挿入、、、
どんどん、新しい働き蜂が誕生して、秋から冬越しした働き蜂と新旧交替
秋のダニ駆除も終わり、蜜蜂の生育状態は、とても順調、、、
どの巣箱も6枚から9枚、、、
3月に入ると、新しい働き蜂ばかりになって、巣箱の中の蜜蜂は急に増えてくる。
そして、3月中旬から下旬、、、巣箱は継箱を置いて、冬越の為に貯まってた古い蜂蜜を絞り取って掃除、新しい蜂蜜の採取の準備、、
山には山桜の開花が始まって、山桜、ソメイヨシノ、大島桜、、、など桜の蜂蜜が貯まってきて、、、
4月下旬には桜の蜂蜜の採取
5月下旬には蜜柑の蜂蜜の採取
養蜂にとって、もっとも楽しく、かつ忙しいいシーズンがやって来る!
今、群れは17群、、、今年よりも多いので、、
自宅のご近所さんや、農協のファーマーズマーケットでの販売以外に
息子のところで予約出来なかったお客さんからの要望にもお応えできるでしょう。
冬越作業中、、、一つだけ凶暴で荒っぽい蜂の巣箱があって、蜂が騒ぎ、防面布の上から、また素肌の手を狙って襲ってくる。
いつも、優しく扱ってるのに、、、、
来春になったら、凶暴で荒っぽい群の女王蜂を処分して、おとなしい群と合同しよう。
8月盆過ぎから設置してたスズメバチ捕獲器、、、軽トラに積んで、自宅へ、、、
畑の京菜、、、一株収穫
油揚げと一緒にお出汁たっぷりで煮物に、、、
心が安らぐ季節に咲くお花、そして、日本人に生まれてきて良かった。と思うメニューのご紹介、本当に有り難く拝見させて頂いております。
色々な暮らしの中のご提案やその他、沢山のみのりを頂いております。
お料理のご紹介は、80代の母が昔してくれた味とリンクして、又、母へと還元して喜ばれております。
ここ2~3日、へこんで実家行きをさぼりました。このお料理を見て、又、気持ちが復活して参りました。
いつも感謝しております。
寒さ厳しくなって参りました。どうぞご自愛下さいませ。
寝るときに大切にしているニャンコさんとの思い出を脇に抱えると不思議と温かく熟睡出来ます。
投稿: チコリ | 2019年12月 4日 (水) 17時07分
この季のバラ、美しいですねえ!!!
心が洗われるようです。
生き物の世話、本当にたいへんですね。
それも、小さい蜜蜂、ご苦労様です。
そして、今日の煮もの、これも大好きです。
投稿: nonohana626 | 2019年12月 4日 (水) 17時18分
チコリさま
いつも拙いブログを見ていただき、ありがとうございます。
子供の頃の田舎の暮らし、、母が食べさせてくれた田舎の料理が懐かしく、今も、僕の作る料理の原点です。
もっとも、新しいレシピーの料理は出来ませんが、、、
80歳代のお母さんへ、、、喜んで頂き、良かったですね。
投稿: ナベショー | 2019年12月 4日 (水) 20時56分
nonohana626さま
初夏の鮮やかな薔薇は、もちろん美しいけど、、冬の薔薇は、また異なったうつくしさですね。
蜜蜂、、小さくて可愛いけど、凶暴なのは悩ましい、、、
野菜の煮物はほっとします。
投稿: ナベショー | 2019年12月 4日 (水) 21時02分