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2021年8月 3日 (火)

はちみつの糖度

ただ今、「初夏のはちみつ」発売中

クロガネモチやアカメガシワの樹木系の花から採れたナッツの風味の甘~いはちみつです。

ご希望の方は、6月27日のブログからご注文ください。

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アルストロメリアの花

いろいろな色の花があるが、このピンク色のも美しい。

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蜜蜂は、外勤のベテラン蜜蜂が運んでくる花の蜜を、内勤の見習い蜜蜂に口移しで受け渡し、再び花のある所へ花蜜を取りに飛んで行く。

花蜜は10%前後の薄い濃度、成分は主として二糖類の蔗糖

内勤蜂は、体内で花蜜を消化して単糖類のブドウ糖と果糖に変換し、さらに他の内勤蜂に受け渡す。

さらに、濃縮しながら果糖とブドウ糖に変換し、、、最後に巣脾の六角形の巣包の中に貯蔵する。

でも、まだ濃度が薄いので、昼夜羽根で風を送って濃縮する。

朝に生ると、外勤蜂が、新しい花蜜をせっせと運んでくる。

内勤蜂は、それを受けて、ブドウ糖と果糖に変換して、巣包にたくわえる。

花が大量に咲く流蜜期は、内勤蜂、外勤蜂とも、大忙し、、、、

やがて、巣包は十分濃縮された蜂蜜でいっぱいになったら蜜蓋がなされる。

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蜂蜜の品質規格の一つは糖度、、78以上であれば合格

糖度は、糖度計により屈折率により測定される。

はちみつの糖度が78未満では、貯蔵中に酵素によって発酵が進んで炭酸ガスが発生することがある。

したがって糖度の低いはちみつを、人工的に加熱処理などによって、78以上に糖度を高めることもなされている。

しかし、蜜蜂自身で糖度78以上に濃縮した蜂蜜を、遠心分離して自然濾過したのは、特に国産天然はちみつと表示して販売することが出来る。

4月中から末に採取する桜や藤などの春のはちみつは、蜜蓋が10~20%位なされると糖度は80~81となるが、粘度が高いので遠心分離がたいへん、、、。

5月末に採取する蜜柑のはちみつは、蜜蓋が20~30%位で糖度は79~80になる。

ところが、、、、

6月末から7月中に採取するクロガネモチやアカメガシワなどの初夏のはちみつは50~80%くらい蜜蓋をして、やっと糖度79、、、

問題は、8月中~9月初に採取するカラス山椒の真夏のはちみつは、ほぼ100%蜜蓋をして、なお糖度は78~79

従って、春のはちみつから始まり、蜜柑のはちみつ、初夏のはちみつ、真夏のはちみつと順次、季節のはちみつを楽しんでいただいてる方は、気がついておられることでしょう。

だんだん、はちみつの粘度が低くなってることに、、、、

気温が高くなるにつれて、猛暑の中で働く蜜蜂が、はちみつを濃縮する為に風を送る作業を、単に手を抜いてるだけのことか、、、

暑いから、蜜蜂が濃縮作業をサボってるなんて、失礼なこと、、、、、

春と夏の相対湿度の違いによリ、蒸発速度が異なるからか、、、、?

何故なのか、、、、17年も養蜂をやっていながら、その理由をきちんと説明することが出来ない。

ひとつ、、ヒントはある。

蜜蓋が十分なされてない場合も。流蜜期が終わってから1~2週間経てから採蜜すると、糖度が79位になってる場合が多い。

昨日、福一さんで買った鯖、、、唐揚げにして、、、

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南蛮漬けに、、、

ちゃんとした主菜に、、、       

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